付録目次

　　ここでは，主として，C/C++ の標準関数，若干の UNIX のコマンド，C++ 標準ライブラリ（コンテナ，アルゴリズムなど）について解説します．

1. 関数＆メソッド等
   1. 入出力関係
      1. ストリーム入出力
      2. 低水準入出力
   2. 数学関係の関数
   3. 乱数
   4. 時間関係の関数
   5. 文字・文字列関数
      1. 探索，コピー，結合等
      2. 文字・文字列から数字への変換または，その逆
      3. 文字の種類の判別と変換
   6. メモリ領域の確保
   7. バッファ関係
   8. ファイルとディレクトリ操作
   9. ネットワーク
   10. その他
2. コマンド（主に，ＵＮＩＸ関係）
   1. ファイル
      1. 内容の表示
      2. ファイル比較，削除，コピー，修正
      3. ファイルの探索
      4. ファイルのモード，種類
      5. ディレクトリ
      6. その他
   2. エディタ関係
   3. コンパイラ関係
   4. リモートシステム
   5. その他
3. C++ 標準ライブラリ
   1. コンテナ
   2. アルゴリズム
      1. 系列が変化しないアルゴリズム
      2. 系列が変化するアルゴリズム
      3. ソート関係のアルゴリズム
   3. bitset クラス
   4. 数学関係
   5. 複素数
   6. 数値シーケンス
   7. 乱数
   8. 文字列
   9. タプル
   10. ユーティリティ

1. 関数

   1. 入出力関係
      1. ストリーム入出力
         • fclose：
           ファイルのクローズ
           　　例１　ファイルのオープンとクローズ
         • feof：
           ファイルの終端のチェック
           　　例１　ファイルの終端か否か，入力エラーがあるか無いかを調べながら読み込む
         • ferror：
           ファイル入出力エラーのチェック
           　　例１　ファイルの終端か否か，入力エラーがあるか無いかを調べながら読み込む
         • fflush：
           ストリームのフラッシュ（バッファを空にする）
           　　例１　標準入力用のバッファのフラッシュ
         • fgetc：
           ファイルから１文字入力
           　　例１　fgetc関数とfgets関数の比較
         • fgetpos：
           ファイル位置の取得
           　　例１　同じデータを異なる方法で２回読み込む
         • fgets：
           ファイルから文字列（改行文字またはファイルの終端まで）を入力
           　　例１　fgetc関数とfgets関数の比較
         • fopen：
           ファイルのオープン
           　　例１　ファイルのオープンとクローズ
         • fprintf：
           ファイルへ書式化して出力
           　　例１　数字や文字を様々な形式でファイルに出力
         • fputc：
           ファイルへ１文字出力
           　　例１　fputc関数とfputs関数の比較
         • fputs：
           ファイルへ文字列を出力
           　　例１　fputc関数とfputs関数の比較
           　　例２　fputs関数，puts関数，及び，putcharの比較
         • fread：
           ファイルからデータを入力（バイト単位）
           　　例１　ファイルの終端か否か，入力エラーがあるか無いかを調べながら読み込む
         • freopen：
           ファイルの再オープン
           　　例１　標準出力をファイルに変更
         • fscanf：
           ファイルから書式化して入力
           　　例１　ファイルに書き込まれた数字や文字の入力
         • fseek：
           ファイルポインタの移動
           　　例１　ファイルにある５つのlongデータの中から４番目と５番目を入力
         • fsetpos：
           ファイル位置の設定
           　　例１　同じデータを異なる方法で２回読み込む
         • ftell：
           ファイル位置の取得
           　　例１　ファイルにある５つのlongデータの中から４番目と５番目を入力
         • fwrite：
           ファイルへのデータ出力（バイト単位）
           　　例１　ファイルの終端か否か，入力エラーがあるか無いかを調べながら読み込む
         • get ^(C++)：
           ストリームから１文字または区切り文字までの入力
           　　例１　get，getline，および，fgetcの比較
         • getc：
           ファイルから１文字入力（fgetcと同じ）
           　　例１　getc関数とfgets関数の比較
           　　例２　putc，putw，getc，getwの比較
         • getchar：
           標準入力（stdin）から１文字入力
           　　例１　任意の数までの和の計算
         • getline ^(C++)：
           ストリームから区切り文字までの入力
           　　例１　getline，get，および，fgetsの比較
         • gets：
           標準入力（stdin）から１行入力
           　　例１　入力された文字列を表示
         • getw：
           ファイルからint型のバイナリ値を入力
           　　例１　putc，putw，getc，getwの比較
         • perror：
           エラーメッセージを標準エラーへ出力
           　　例１　ファイルを読み出しモードでオープンし，そのファイルが存在しないときの結果
         • printf：
           標準出力（stdout）へ書式化して出力
           　　例１　数字や文字を様々な形式で出力
         • putc：
           ファイルへ１文字出力（fputcと同じ）
           　　例１　putc関数とfputs関数の比較
           　　例２　putc，putw，getc，getwの比較
         • putchar：
           標準出力（stdout）へ１文字出力
           　　例１　文字列の表示
           　　例２　fputs関数，puts関数，及び，putcharの比較
         • puts：
           標準出力（stdout）へ文字列を出力
           　　例１　fputs関数，puts関数，及び，putcharの比較
         • putw：
           ファイルへint型のバイナリ値を出力
           　　例１　putc，putw，getc，getwの比較
         • rewind：
           ファイル位置を先頭に移動
           　　例１　同じデータを異なる方法で２回読み込む
         • scanf：
           標準入力（stdin）から書式化して入力
           　　例１　数字や文字の入力
         • setvbuf：
           バッファの制御（バッファリングとバッファサイズ）
           　　例１　バッファの使用，及び，そのサイズの違いによる影響
         • sprintf：
           文字列へ書式化して出力
           　　例１　データの格納と呼び出し
         • sscanf：
           文字列から書式化して入力
           　　例１　データの格納と呼び出し
         • ungetc：
           入力した文字をストリームへ返す
           　　例１　続けて入力された数字と文字を分離
         • vfprintf：
           ファイルへ書式化して出力
           　　例１　可変個数の引数の値を出力
         • vprintf：
           標準出力（stdout）へ書式化して出力
           　　例１　可変個数の引数の値を出力
         • vsprintf：
           文字列へ書式化して出力
           　　例１　可変個数の引数の値を出力

      2. 低水準入出力
         • close：
           ファイルのクローズ
           　　例１　readとwriteによるファイルへの入出力
           　　例２　ファイルのコピー
         • lseek：
           ファイルポインタの移動
           　　例１　lseekにより，同じデータを２度読み込む
         • open：
           ファイルのオープン
           　　例１　readとwriteによるファイルへの入出力
           　　例２　ファイルのコピー
         • read：
           ファイルからデータを入力（バイト単位）
           　　例１　readとwriteによるファイルへの入出力
           　　例２　ファイルのコピー
         • tell：
           ファイルポインタの現在位置を取得
           　　例１　lseekにより，同じデータを２度読み込む
         • write：
           ファイルへのデータ出力（バイト単位）
           　　例１　readとwriteによるファイルへの入出力
           　　例２　ファイルのコピー

   2. 数学関係の関数

      注： UNIX の gcc において 「 math.h 」 を取り込むときは，コンパイル時に，「 -lm 」 のオプションが必要

      • abs ：
        整数（int）の絶対値
        　　例１　整数，long型整数，及び，浮動小数点数の絶対値
      • acos ：
        逆余弦
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • acosh：
        逆双曲線余弦
        　　例１　双曲線関数と逆双曲線関数の値の計算
      • asin ：
        逆正弦
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • asinh：
        逆双曲線正弦
        　　例１　双曲線関数と逆双曲線関数の値の計算
      • atan ：
        逆正接
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • atan2 ：
        逆正接
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • atanh：
        逆双曲線正接
        　　例１　双曲線関数と逆双曲線関数の値の計算
      • ceil ：
        天井関数（与えられた値より大きいか等しい整数の内，最も小さい整数を double 値で返す）
        　　例１　天井関数と床関数
      • cos ：
        余弦
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • cosh：
        双曲線余弦
        　　例１　双曲線関数と逆双曲線関数の値の計算
      • exp ：
        指数関数
        　　例１　指数と対数の計算
      • fabs ：
        浮動小数点数（double）の絶対値
        　　例１　整数，long型整数，及び，浮動小数点数の絶対値
      • floor ：
        床関数（値を切り捨て，double値で返す）
        　　例１　天井関数と床関数
      • fmod：
        浮動小数点数（double）の除算による余り
        　　例１　10.3を3.0で割った余りの計算
      • hypot：
        直角三角形の斜辺長の計算
        　　例１　直角三角形の斜辺長の計算
      • labs ：
        整数（long）の絶対値
        　　例１　整数，long型整数，及び，浮動小数点数の絶対値
      • log ：
        自然対数
        　　例１　指数と対数の計算
      • log10 ：
        常用対数
        　　例１　指数と対数の計算
      • pow ：
        べき乗
        　　例１　２の５乗，及び，２の平方根
      • sin ：
        正弦
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • sinh：
        双曲線正弦
        　　例１　双曲線関数と逆双曲線関数の値の計算
      • sqrt ：
        平方根
        　　例１　２の５乗，及び，２の平方根
      • tan ：
        正接
        　　例１　三角関数及び逆三角関数の値の計算
      • tanh：
        双曲線正接
        　　例１　双曲線関数と逆双曲線関数の値の計算

   3. 乱数
      • rand ：
        [0, RAND_MAX]区間の一様乱数の発生
        　　例１　乱数の発生
      • srand ：
        乱数の初期設定
        　　例１　乱数の発生^(C/C++)

   4. 時間関係の関数
      • asctime ：
        tm 時間構造体の文字列への変換
        　　例１　現在の時間と日付の出力
      • clock ：
        CPU消費時間の取得
        　　例１　sinを5000000回計算するのにかかるCPU時間の計測
      • ctime ：
        time_t 型の時間の文字列への変換
        　　例１　現在の時間と日付の出力
      • difftime ：
        時間差の計算
        　　例１　sinを5000000回計算するのにかかる時間の計測
      • gmtime ：
        time_t 型の時間をtm時間構造体に変換
        　　例１　現在の時間と日付の出力
      • localtime ：
        time_t 型の時間を地方時に変換し，かつ，tm時間構造体に変換
        　　例１　現在の時間と日付の出力
      • time ：
        万国標準時間による経過時間（現在時刻）の取得
        　　例１　現在の時間と日付の出力

   5. 文字・文字列関数
      1. 探索，コピー，結合等
         • strcat ：
           文字列の結合
           　　例１　文字列の結合，コピー，文字列の長さ
         • strchr ：
           文字列内の文字の探索
           　　例１　文字や文字列の探索方法の比較
         • strcmp ：
           文字列の比較
           　　例１　文字列の比較
         • strcpy ：
           文字列のコピー
           　　例１　文字列の結合，コピー，文字列の長さ
         • strcspn：
           文字列の中で，指定された文字群以外だけから構成されている部分文字列の長さ
           　　例１　文字や文字列の探索方法の比較
         • strlen ：
           文字列の長さ
           　　例１　文字列の結合，コピー，文字列の長さ
         • strncat ：
           指定された長さの文字列の結合
           　　例１　文字列の結合，コピー，文字列の長さ
         • strncmp ：
           指定された長さの文字列の比較
           　　例１　文字列の比較
         • strncpy ：
           指定された長さの文字列のコピー
           　　例１　文字列の結合，コピー，文字列の長さ
         • strpbrk：
           文字列の中から，指定された文字群に含まれる文字を探索
           　　例１　文字や文字列の探索方法の比較
         • strrchr ：
           逆方向からの文字列内の文字の探索
           　　例１　文字や文字列の探索方法の比較
         • strspn：
           文字列の中で，指定された文字群だけから構成されている部分文字列の長さ
           　　例１　文字や文字列の探索方法の比較
         • strstr ：
           文字列内の文字列の探索
           　　例１　文字や文字列の探索方法の比較
         • strtok ：
           文字列を区切り文字で区切る
           　　例１　区切り文字'a'，'b'，または，'\n'によって文字列を分離

      2. 文字・文字列から数字への変換または，その逆
         • atof ：
           文字列から浮動小数点数（double）への変換
           　　例１　文字列を倍精度浮動小数点数，整数，及び，long型整数に変換
         • atoi ：
           文字列から整数（int）への変換
           　　例１　文字列を倍精度浮動小数点数，整数，及び，long型整数に変換
         • atol ：
           文字列から整数（long）への変換
           　　例１　文字列を倍精度浮動小数点数，整数，及び，long型整数に変換
         • ecvt ：
           浮動小数点を文字列に変換
           　　例１　ecvt，fcvt，gcvtの比較
         • fcvt ：
           浮動小数点を文字列に変換
           　　例１　ecvt，fcvt，gcvtの比較
         • gcvt ：
           浮動小数点を文字列に変換
           　　例１　ecvt，fcvt，gcvtの比較
         • strtod ：
           文字列の倍精度浮動小数点数への変換
           　　例１　文字列を倍精度浮動小数点数，long型整数，及び，unsigned long型整数に変換
         • strtol ：
           文字列の整数（long）への変換
           　　例１　文字列を倍精度浮動小数点数，long型整数，及び，unsigned long型整数に変換
         • strtoul：
           文字列の符号無し整数（unsigned long）への変換
           　　例１　文字列を倍精度浮動小数点数，long型整数，及び，unsigned long型整数に変換

      3. 文字の種類の判別と変換
         • isalnum ：
           英数字のチェック
           　　例１　英数字か否かを調べる
         • isalpha ：
           英字のチェック
           　　例１　英字か否かを調べる
         • iscntrl ：
           制御文字のチェック
           　　例１　制御文字か否かを調べる
         • isdigit ：
           数字のチェック
           　　例１　数字か否かを調べる
         • isgraph：
           空白以外の表示可能文字のチェック
           　　例１　空白以外の表示できる文字か否かを調べる
         • islower ：
           小文字のチェック
           　　例１　小文字か否かを調べる
         • isprint：
           表示可能文字のチェック
           　　例１　表示できる文字か否かを調べる
         • ispunct：
           区切り文字のチェック
           　　例１　区切り文字か否かを調べる
         • isspace ：
           空白になる文字のチェック
           　　例１　空白になる文字か否かを調べる
         • isupper ：
           大文字のチェック
           　　例１　大文字か否かを調べる
         • isxdigit：
           16 進数のチェック
           　　例１　16進数に使用される文字か否かを調べる
         • tolower ：
           小文字への変換
           　　例１　小文字を大文字，大文字を小文字に変換
         • toupper ：
           大文字への変換
           　　例１　小文字を大文字，大文字を小文字に変換

   6. メモリ領域の確保
      • calloc ：
        メモリ領域の確保と初期化
        　　例１　領域の確保，再確保，及び，解放
        　　例２　１次元配列（new）
        　　例３　２次元配列（new）
      • free：
        確保したメモリ領域の開放
        　　例１　領域の確保，再確保，及び，解放
        　　例２　１次元配列（new）
        　　例３　２次元配列（new）
      • malloc ：
        メモリ領域の確保
        　　例１　領域の確保，再確保，及び，解放
        　　例２　１次元配列（new）
        　　例３　２次元配列（new）
      • realloc：
        メモリー領域の獲得量の変更
        　　例１　領域の確保，再確保，及び，解放

   7. バッファ関係
      • memccpy：
        指定されたバイト数，または，指定された文字までを他のバッファにコピー
        　　例１　バッファから５文字，または，文字「d」までをコピー
      • memchr：
        バッファ内の文字の探索
        　　例１　指定された文字を探し，その文字以降を出力
      • memcmp：
        ２つのバッファの比較
        　　例１　指定されたバッファの最初の３文字を比較
      • memcpy：
        指定されたバイト数を他のバッファにコピー
        　　例１　バッファから３文字をコピー
      • memmove：
        指定されたバイト数を他のバッファにコピー（コピー元とコピー先の領域が一部重なっていても可）
        　　例１　バッファの先頭から５文字を，そのバッファの３文字目以降にコピー
      • memset：
        バッファの初期化
        　　例１　バッファの先頭４文字を「＊」で初期化

   8. ファイルとディレクトリ操作
      • access：
        ファイルアクセスモードの取得
        　　例１　ファイル「test.c」のモード，及び，ファイル「xyz.w」の存在を調る
      • chdir：
        カレントディレクトリの変更
        　　例１　カレントディレクトリの変更・表示とディレクトリの作成・削除
      • chmod：
        アクセスモードの変更
        　　例１　ファイル「test.c」を読み書き可能にする
      • fstat：
        オープンされているファイル情報の取得
        　　例１　ファイルサイズ，ドライブ番号，最終変更時間の出力
        　　例２　ファイルのコピー
      • getcwd：
        カレントディレクトリの取得
        　　例１　カレントディレクトリの変更・表示とディレクトリの作成・削除
      • mkdir：
        ディレクトリの作成
        　　例１　カレントディレクトリの変更・表示とディレクトリの作成・削除
      • mktemp：
        一意なファイル名の生成
        　　例１　一意なファイル名の生成
      • remove：
        ファイルの削除
        　　例１　ファイル「data」を削除
      • rename：
        ファイルの名前変更
        　　例１　ファイル「data」を「test」に変更
      • rmdir：
        ディレクトリの削除
        　　例１　カレントディレクトリの変更・表示とディレクトリの作成・削除
      • stat：
        ファイル情報の取得
        　　例１　ファイル「test.c」のサイズと生成時間の出力
      • tmpfile：
        一時的（テンポラリ）ファイルの作成
        　　例１　テンポラリファイル名，及び，テンポラリファイルの生成
      • tmpnam：
        一時的（テンポラリ）ファイル名の生成
        　　例１　テンポラリファイル名，及び，テンポラリファイルの生成

   9. ネットワーク
      　　以下に示すネットワーク関連の関数に対しては，ネットワークプログラムの例を参考にしてください．また，各プログラムに関しては，「第 18 章 Network プログラミング」も参考にしてください．
      • accept：
        クライアントの接続要求に対して接続済みソケットを作成
      • bind：
        ソケットにローカルなプロトコルアドレスをバインド
      • connect：
        TCP クライアントと TCP サーバとのコネクションの確立
      • gethostbyaddr：
        IP アドレスからホストに関する情報の取得
      • gethostbyname：
        ホスト名からホストに関する情報の取得
      • getpeername：
        ソケットのリモートプロトコルアドレスを取得
      • getsockname：
        ソケットのローカルプロトコルアドレスを取得
      • htonl：
        ホストバイト順序 → ネットワークバイト順序（ 32 ビット）
      • htons：
        ホストバイト順序 → ネットワークバイト順序（ 16 ビット）
      • inet_ntoa：
        IPv4 アドレスをドット 10 進文字列へ変換
      • listen：
        ソケットを待ち受け状態へ変換
      • ntohl：
        ネットワークバイト順序 → ホストバイト順序（ 32 ビット）
      • ntohs：
        ネットワークバイト順序 → ホストバイト順序（ 16 ビット）
      • select：
        任意のディスクリプタを監視対象とする
      • socket：
        ソケットの作成

   10. その他
       • bsearch ：
         ソートされた配列のバイナリサーチ
         　　例１　データの中から，mainの引数として与えられた整数と文字列の探索
       • exit ：
         プロセスの強制終了
         　　例１　０で割る様な状態になったとき強制的に終了
       • fork ：
         子プロセスの生成
         　　例１　子プロセスの生成
       • getenv ：
         環境変数の値の取得
         　　例１　環境変数「BAS」に値を設定
       • putenv ：
         環境変数の値の設定
         　　例１　環境変数「BAS」に値を設定
       • qsort ：
         ソート
         　　例１　データの中から，mainの引数として与えられた整数と文字列の探索
       • spawnl：
         新しい子プロセスを生成して実行（引数の数が固定）
         　　例１　引数を出力するだけのプログラムを子プロセスとして実行
       • spawnv：
         新しい子プロセスを生成して実行（引数の数が可変（未知））
         　　例１　引数を出力するだけのプログラムを子プロセスとして実行
       • system：
         文字列をＯＳに渡し，コマンドとして実行
         　　例１　「ls -l > temp.txt」コマンドを実行し，その結果作成されたファイルの内容を画面に出力
       • va_arg：
         可変個数の引数を持つ関数の処理
         　　例１　必須引数と可変個数の引数の平均値を計算
       • va_end：
         可変個数の引数を持つ関数の処理
         　　例１　必須引数と可変個数の引数の平均値を計算
       • va_start：
         可変個数の引数を持つ関数の処理
         　　例１　必須引数と可変個数の引数の平均値を計算

2. コマンド（主に，ＵＮＩＸ関係）

   1. ファイル
      1. 内容の表示
         • cat (command)：
           ファイル内容の表示
           　　例１　ファイル内容の表示
           　　例２　ファイルのコピー
           　　例３　ファイルの連結
           　　例４　キーボードからファイルへの出力
         • fgrep(grep) (command)：
           ファイル内のパターン（文字列）の探索
           　　例１　文字列の検索
         • head (command)：
           ファイルの最初の数行の表示
           　　例１　ファイルの最初の５行を表示
         • less (command)：
           ファイル内容の表示（多くの機能を含む）
         • tail (command)：
           指定された場所からのファイル内容の出力
           　　例１　ファイルの最後の１０行を出力
           　　例２　ファイルの最初の５文字をスキップし，残りを出力
           　　例３　ファイルの最後の５１２バイトを出力
         • wc (command)：
           ファイルの文字数，単語数，行数のカウント
           　　例１　ファイルに含まれる行数，単語数，及び，文字数を出力
         • zcat (command)：
           圧縮されたファイルの標準出力への表示
           　　例１　圧縮されたファイルを解凍して抜き出す

      2. ファイル比較，削除，コピー，修正
         • ar (command)：
           アーカイブファイルの作成と保守
           　　例１　ライブラリ「libgen.a」の中のファイル「obj.o」を置き換える
         • cmp (command)：
           ２つのファイルの比較
         • compress (command)：
           ファイルの圧縮
         • cp (command)：
           ファイルのコピー
           　　例１　ファイルを同じディレクトリにコピー
           　　例２　ファイルを別のディレクトリにコピー
           　　例３　ディレクトリ以下を再帰的にコピー
         • diff (command)：
           ２つのファイルの比較
         • ln (command)：
           ファイルのリンク
         • mv (command)：
           ファイルの移動または名前の変更
           　　例１　ファイル名の変更
         • rm (command)：
           ファイルの削除
           　　例１　ファイルの削除
           　　例２　ディレクトリ以下を再帰的に削除
         • tar (command)：
           磁気テープへのファイルの保存，および，磁気テープからのファイルの復元
           　　例１　tarされたファイル（file）を解凍
           　　例２　1/4インチテープにファイル「pro.c」を出力
           　　例３　８ミリテープから読み込み
         • uncompress (command)：
           圧縮されたファイルの復元

      3. ファイルの探索
         • find (command)：
           条件を満たすファイルの存在場所とファイル名の探索
           　　例１　ファイル拡張子が「.c」であるファイル名を出力
           　　例２　ファイル拡張子が「.c」または「.h」であるファイル名を出力
           　　例３　ファイル拡張子が「.bak」であるファイルを削除
           　　例４　文字列「atr」を含むファイル名を出力
         • which (command)：
           コマンドのパス名とエリアスの表示

      4. ファイルのモード，種類
         • chgrp (command)：
           ファイルの所有グループの変更
         • chmod (command)：
           ファイルモード（読み込み，書き込み，実行）の変更
           　　例１　ファイルのグループおよび他者に対する読み書きを可能にする
           　　例２　誰にも実行を許可しない
           　　例３　誰にでも読み込みを許可する
         • chown (command)：
           ファイルの所有者の変更
         • file (command)：
           ファイルの分類（データ，実行可能なファイル，等）を表示
         • touch (command)：
           ファイル修正時刻の変更
           　　例１　ファイルの修正時刻を現在時刻に設定

      5. ディレクトリ
         • cd (command)：
           ディレクトリの変更
           　　例１　ホームディレクトリに変更
           　　例２　指定したディレクトリに変更
           　　例３　親ディレクトリに変更
           　　例４　ルートディレクトリに変更
         • ls (command)：
           ディレクトリの内容の表示
           　　例１　拡張子が「.c」であるファイルのリストの出力
         • mkdir (command)：
           ディレクトリの作成
         • pwd (command)：
           現在のディレクトリの表示
         • rmdir (command)：
           ディレクトリの削除

      6. その他
         • df (command)：
           空きディスクブロック，及び，ファイル数の表示
         • du (command)：
           ディスク使用ブロック数の表示

   2. エディタ関係
      • awk(nawk) (command)：
        ファイル内の特定パターンの探索と処理
        　　例１　行番号と各行の内容を出力
        　　例２　行番号（４桁）と各行の内容を出力
        　　例３　文字列「include」を含んだ行を出力
        　　例４　20文字より長い行を出力
        　　例５　入力区切り記号を「／」に変更し，パス名を除いたファイル名だけを出力
        　　例６　ファイルをすべて読み込んだ後，逆順に出力
        　　例７　１行の平均文字数を出力
        　　例８　シェルとのやり取り
      • sed (command)：
        非対話的エディタ
        　　例１　「line」を含む行を出力
        　　例２　３行目から６行目までを出力
        　　例３　１行目から５行目までのすべての「tttt」を「if」に置換し，それらの行だけを出力
        　　例４　１行目から５行目までのすべての「tttt」を「if」に置換し，６行目から８行目までのすべての「yyy」を「zzz」に置換した後，１行目から８行目までを出力
      • uniq (command)：
        ファイル内の重複行の削除
        　　例１　ファイル「file1」の中の重複行を削除して，ファイル「file2」に出力
        　　例２　ファイル「file1」の中の重複していない行だけを表示
      • vi (command)：
        画面エディタ

   3. コンパイラ関係
      • jar (command)：
        JAR ファイルの作成
      • java (command)：
        Java プログラムの実行
      • javac (command)：
        Java のコンパイラ
      • gcc(g++) (command)：
        C/C++ のコンパイラ
        　　例１　ライブラリの参照
        　　例２　ヘッダファイルの参照
      • make (command)：
        プログラム保守
        　　例１　同じディレクトリにあるすべてのファイルを対象
        　　例２　異なるディレクトリにあるプログラムを対象とし，各プログラムのオブジェクトはライブラリ「liblpg.a」に保存
      • sdb (command)：
        シンボリックデバッガ
        　　例１　変数xyzの値を出力
        　　例２　配列変数array[2][3]の値を出力
        　　例３　関数inter()の変数iの値を出力
        　　例４　sdbを終了

   4. リモートシステム
      • ftp (command)：
        遠隔ネットワークシステム間でのファイル転送
      • rcp (command)：
        リモートコピー
        　　例１　リモートホストにあるファイルをホストのカレントディレクトリにコピー
      • rlogin (command)：
        リモートログイン
      • rsh (command)：
        リモートシェル
        　　例１　リモートホストのディレクトリを「man」に変更した後，その内容を出力
      • stty (command)：
        端末のオプション設定
        　　例１　オプションの設定状況を表示
        　　例２　すべてのオプションの設定状況を表示
        　　例３　「^e」に文字削除機能を持たす
        　　例４　キーの機能を標準設定にもどす
      • telnet (command)：
        リモートログイン
        　　例１　リモートシステムへのログイン
      • tty (command)：
        端末名の取得

   5. その他
      • bitmap (command)：
        ビットマップ形式の図の編集
      • cal (command)：
        カレンダーの表示
        　　例１　１９９０年１０月のカレンダーを表示
      • csh (command)：
        ! （ヒストリバッファの操作）
        　　使用例
        @ （数値変数に値を設定）
        　　使用例
        alias （コマンド名を指定された文字列で置換）
        　　使用例
        bg （バックグラウンドでカレントジョブ又は指定されたジョブを実行）
        fg （カレントジョブ又は指定されたジョブをフォアグラウンドに出す）
        history （ヒストリーバッファの内容を表示）
        jobs （アクティブなジョブのリストを出力）
        set （変数に値を設定）
        　　使用例
        setenv （環境変数に値を設定）
        shell script （シェルスクリプト）
        　　使用例
        unalias （既に設定されたaliasを取消す）
        wild card （ワイルドカード）
        　　使用例
      • date (command)：
        日付と時間の設定
        　　例１　現在時刻を１６時１７分に設定
      • echo (command)：
        メッセージの表示
        　　例１　メッセージ「echo test」をファイル「file1」として保存
        　　例２　環境変数「home」の内容を表示
      • gnuplot (command)：
        グラフの作成と表示
      • id (command)：
        ユーザ名，ユーザID等の表示
      • kill (command)：
        プロセスの強制終了
      • listusers (command)：
        すべてのユーザのログイン名を表示
      • passwd (command)：
        パスワードの設定
      • ps (command)：
        プロセスの状態表示
      • sort (command)：
        ソート（並べ替え）
        　　例１　６番目のフィールドの最初の文字をキーとして，fileをソート
        　　例２　２番目のフィールドの最初の空白でない文字をキーとして，fileをソート
        　　例３　パスワードファイル（区切り記号は：）を，ユーザIDでソートし出力
      • su (command)：
        ユーザの変更
      • useradd (command)：
        ユーザの追加
        　　例１　guestというログイン名を持つユーザーの追加
      • userdel (command)：
        ユーザの削除
      • who (command)：
        システム利用者の表示

3. C++ 標準ライブラリ

   1. コンテナ
      • array：
        シーケンスコンテナ
        　　例１　array の使用方法
      • deque：
        双方向の待ち行列
        　　例１　deque の使用方法
      • forward_list：
        単方向リスト
        　　例１　forward_list の使用方法
      • list：
        双方向リスト
        　　例１　list の基本的使用方法
        　　例２　list のソートやマージに対する使用方法
      • map：
        連想配列
        　　例１　map の使用方法
        　　例２　map の使用方法（クラスオブジェクトを要素とした場合）
      • multimap：
        同じキーを持つデータ(キーの重複)を許す map
        　　例１　multimap の使用方法
        　　例２　map の使用方法（クラスオブジェクトを要素とした場合）
      • multiset：
        同じ値を持つ要素を許す set
        　　例１　multiset の使用方法
        　　例２　multiset の使用方法（クラスオブジェクトを要素とした場合）
      • priority_queue：（コンテナアダプタ）
        優先順位付き待ち行列
        　　例１　priority_queue の使用方法
        　　例２　priority_queue の使用方法（クラスオブジェクトを要素とした場合）
      • queue：（コンテナアダプタ）
        待ち行列
        　　例１　queue の使用方法
      • set：
        要素を自動的にソートして保持
        　　例１　set の使用方法
        　　例２　set の使用方法（クラスオブジェクトを要素とした場合）
      • stack：（コンテナアダプタ）
        スタック
        　　例１　stack の使用方法
      • unordered_map：
        連想配列（ハッシュ）
        　　例１　unordered_map の使用方法
      • unordered_multimap：
        連想配列（ハッシュ，同じ値を許す）
        　　例１　unordered_multimap の使用方法
      • unordered_multiset：
        同一キーを許すハッシュ配列
        　　例１　unordered_multiset の使用方法
      • unordered_set：
        同一キーを許さないハッシュ配列
        　　例１　unordered_set の使用方法
      • vector：
        動的配列
        　　例１　vector の使用方法

   2. アルゴリズム

      1. 系列が変化しないアルゴリズム
         • adjacent_find：
           同じ要素が連続している位置
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • all_of：
           全ての要素が条件を満たすかを判定
           　　例１　all_of，any_of，none_of の使用方法
         • any_of：
           いずれかの要素が条件を満たすかを判定
           　　例１　all_of，any_of，none_of の使用方法
         • count：
           指定した値と一致する要素の数
           　　例１　count と count_if の使用方法
         • count_if：
           単項関数オブジェクトが真となる要素の数
           　　例１　count と count_if の使用方法
         • equal：
           要素列が等しい場合に true
           　　例１　mismatch と equal の使用方法
         • find：
           指定した要素を探索
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • find_end：
           指定した要素と等しい要素列が最後に表れた位置
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • find_first_of：
           指定した要素劣の中のいずれかの要素が最初に表れた位置
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • find_if：
           単項関数オブジェクトが真になる要素を探索
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • find_if_not：
           指定された条件を満たさない最初の要素を検索
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • for_each：
           指定した関数による処理を適用
           　　例１　for_each，for_each_n の使用方法
         • for_each_n：
           最初の n 個の要素に指定した関数による処理を適用
           　　例１　for_each，for_each_n の使用方法
         • mismatch：
           指定した要素列と異なる位置
           　　例１　mismatch と equal の使用方法
         • none_of：
           全ての要素が条件を満たさないかを判定
           　　例１　all_of，any_of，none_of の使用方法
         • search：
           指定した要素列が最初に表れた位置
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法
         • search_n：
           指定した要素と等しい n 個の要素列が最初に表れた位置
           　　例１　find，find_if，find_if_not，adjacent_find，find_first_of，find_end，search，search_n の使用方法

      2. 系列が変化するアルゴリズム
         • copy：
           指定した範囲をコピー
           　　例１　copy，copy_n，copy_if，copy_backward の使用方法
         • copy_backward：
           指定した範囲を後方からコピー
           　　例１　copy と copy_backward の使用方法
         • copy_if：
           条件を満たした要素をコピー
           　　例１　copy，copy_n，copy_if，copy_backward の使用方法
         • copy_n：
           指定した数の要素をコピー
           　　例１　copy，copy_n，copy_if，copy_backward の使用方法
         • fill：
           指定した範囲の要素を，指定した要素に設定
           　　例１　fill と fill_n の使用方法
         • fill_n：
           指定した数の要素を，指定した要素に設定
           　　例１　fill と fill_n の使用方法
         • generate：
           指定した範囲の要素を，指定した関数によって生成された要素に設定
           　　例１　generate と generate_n の使用方法
         • generate_n：
           指定した数の要素を，指定した関数によって生成された要素に設定
           　　例１　generate と generate_n の使用方法
         • is_partitioned：
           与えられた範囲が条件によって区分化されているか判定
           　　例１　partition，stable_partition，is_partitioned，partition_point，partition_copy の使用方法
         • iter_swap：
           2 つの要素を交換
           　　例１　swap，iter_swap，及び，swap_ranges の使用方法
         • partition：
           単項述語オブジェクトが真になる要素を偽になる要素の前に移動
           　　例１　partition，stable_partition，is_partitioned，partition_point，partition_copy の使用方法
         • partition_copy：
           与えられた範囲を条件によって 2 つの出力の範囲へ分けてコピー
           　　例１　partition，stable_partition，is_partitioned，partition_point，partition_copy の使用方法
         • partition_point：
           与えられた範囲から条件によって区分化されている位置を得る
           　　例１　partition，stable_partition，is_partitioned，partition_point，partition_copy の使用方法
         • remove：
           指定した要素を削除
           　　例１　remove，remove_if，remove_copy，及び，remove_copy_if の使用方法
         • remove_copy：
           指定した要素を削除し，指定した場所にコピー
           　　例１　remove，remove_if，remove_copy，及び，remove_copy_if の使用方法
         • remove_copy_if：
           単項関数オブジェクトが真になる要素を削除し，指定した場所にコピー
           　　例１　remove，remove_if，remove_copy，及び，remove_copy_if の使用方法
         • remove_if：
           単項関数オブジェクトが真になる要素を削除
           　　例１　remove，remove_if，remove_copy，及び，remove_copy_if の使用方法
         • replace：
           指定した要素を，指定した要素に置き換え
           　　例１　replace，replace_if，replace_copy，及び，replace_copy_if の使用方法
         • replace_copy：
           指定した要素を，指定した要素に置き換え，指定した場所にコピー
           　　例１　replace，replace_if，replace_copy，及び，replace_copy_if の使用方法
         • replace_copy_if：
           単項関数オブジェクトが真になる要素を，指定した要素に置き換え，指定した場所にコピー
           　　例１　replace，replace_if，replace_copy，及び，replace_copy_if の使用方法
         • replace_if：
           単項関数オブジェクトが真になる要素を，指定した要素に置き換え
           　　例１　replace，replace_if，replace_copy，及び，replace_copy_if の使用方法
         • reverse：
           要素の並び順を反転
           　　例１　reverse と reverse_copy の使用方法
         • reverse_copy：
           要素の並び順を反転し，指定した場所にコピー
           　　例１　reverse と reverse_copy の使用方法
         • rotate：
           middle が指す要素が先頭になるように左方向に回転
           　　例１　rotate と rotate_copy の使用方法
         • rotate_copy：
           middle が指す要素が先頭になるように左方向に回転し，指定した場所にコピー
           　　例１　rotate と rotate_copy の使用方法
         • sample：
           指定された個数の要素をランダムに抽出
           　　例１　sample と shuffle の使用方法
         • shuffle：
           指定された個数の要素をランダムに抽出
           　　例１　sample と shuffle の使用方法
         • stable_partition：
           単項述語オブジェクトが真になる要素を偽になる要素の前に移動
           　　例１　partition，stable_partition，is_partitioned，partition_point，partition_copy の使用方法
         • swap_ranges：
           指定した範囲を交換
           　　例１　swap，iter_swap，及び，swap_ranges の使用方法
         • transform：
           指定された範囲の要素に対して，関数の処理結果を適用
           　　例１　transform の使用方法
         • unique：
           隣り合った重複した要素を削除
           　　例１　unique と unique_copy の使用方法
         • unique_copy：
           隣り合った重複した要素を削除し，指定した位置にコピー
           　　例１　unique と unique_copy の使用方法

      3. ソート関係のアルゴリズム
         • binary_search：
           指定した要素を探索
           　　例１　binary_search， lower_bound， upper_bound，equal_range の使用方法
         • clamp：
           値を指定した範囲内に収める
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • equal_range：
           指定した要素を系列の順序を破壊することなく挿入できる位置を探索
           　　例１　binary_search， lower_bound， upper_bound，equal_range の使用方法
         • includes：
           最初の系列に，後ろの系列のすべての要素が含まれているとき true
           　　例１　set_difference，set_symmetric_difference，set_intersection，set_union，includes の使用方法
         • inplace_merge：
           同じ系列内のマージ
           　　例１　merge と inplace_merge の使用方法
         • is_heap：
           範囲がヒープ化されているかを判定
           　　例１　make_heap，push_heap，pop_heap，sort_heap，is_heap，is_heap_until の使用方法
         • is_heap_until：
           範囲がヒープ化されているか判定し，ヒープ化されていない最初の要素を指すイテレータを返す
           　　例１　make_heap，push_heap，pop_heap，sort_heap，is_heap，is_heap_until の使用方法
         • is_permutation：
           first2 で示された並びが，[first1, last1] を並び替えたものに存在するか
           　　例１　next_permutation， prev_permutation， is_permutation の使用方法
         • is_sorted：
           与えられた範囲がソート済みかを判定
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • is_sorted_until：
           ソート済みか判定し，ソートされていない位置のイテレータを返す
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • lexicographical_compare：
           2 つの系列をアルファベット順に比較
           　　例１　lexicographical_compare の使用方法
         • lower_bound：
           指定した要素以上の値を持つ最初の要素
           　　例１　binary_search， lower_bound， upper_bound，equal_range の使用方法
         • make_heap：
           ヒープを構築
           　　例１　make_heap，push_heap，pop_heap，sort_heap，is_heap，is_heap_until の使用方法
         • max：
           2 つの値の内，または，初期化子リストの中から大きい方の値
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • max_element：
           指定した範囲において，最大要素を指す最初のイテレータ
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • merge：
           マージ
           　　例１　merge と inplace_merge の使用方法
         • min：
           2 つの値の内，または，初期化子リストの中から小さい方の値
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • min_element：
           指定した範囲において，最小要素を指す最初のイテレータ
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • minmax：
           2 つの値の内，または，初期化子リストの中から最小値と最大値の組
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • minmax_element：
           指定した範囲において，最小要素及び最大要素を指すイテレータの組
           　　例１　max， min， minmax， max_element， min_element， minmax_element， clamp の使用方法
         • next_permutation：
           現在の並べ方の次になる並べ方
           　　例１　next_permutation， prev_permutation， is_permutation の使用方法
         • nth_element：
           nth で指定した要素より小さい要素をその前に，大きい要素をその後ろに移動
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • partial_sort：
           指定した範囲をソート
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • partial_sort_copy：
           指定した範囲をソートし，可能な限りコピー
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • pop_heap：
           ヒープの先頭の要素（最大の要素）を系列の最後に移動
           　　例１　make_heap，push_heap，pop_heap，sort_heap，is_heap，is_heap_until の使用方法
         • prev_permutation：
           現在の並べ方の前になる並べ方
           　　例１　next_permutation， prev_permutation， is_permutation の使用方法
         • push_heap：
           ヒープに要素を追加し，ヒープを再構築
           　　例１　make_heap，push_heap，pop_heap，sort_heap，is_heap，is_heap_until の使用方法
         • set_difference：
           系列 1 に含まれ，系列 2 に含まれない要素の集合
           　　例１　set_difference，set_symmetric_difference，set_intersection，set_union，includes の使用方法
         • set_intersection：
           系列 1 ，及び，系列 2 の両方に含まれる要素の集合
           　　例１　set_difference，set_symmetric_difference，set_intersection，set_union，includes の使用方法
         • set_symmetric_difference：
           系列 1 ，および，系列 2 に共通しない要素の集合
           　　例１　set_difference，set_symmetric_difference，set_intersection，set_union，includes の使用方法
         • set_union：
           系列 1 ，または，系列 2 に含まれる要素の集合
           　　例１　set_difference，set_symmetric_difference，set_intersection，set_union，includes の使用方法
         • sort：
           ソート
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • sort_heap：
           ヒープをソート
           　　例１　make_heap，push_heap，pop_heap，sort_heap，is_heap，is_heap_until の使用方法
         • stable_sort：
           ソート
           　　例１　sort，stable_sort，partial_sort，partial_sort_copy，is_sorted，is_sorted_until，nth_element の使用方法
         • upper_bound：
           指定した要素より大きい値を持つ最初の要素
           　　例１　binary_search， lower_bound， upper_bound，equal_range の使用方法

   3. bitset クラス
      • bitset：
        ビットの並び
        　　例１　bitset の使用方法

   4. 数学関係
      • trig：
        三角関数，逆三角関数
        　　例１　三角関数 と 逆三角関数 の使用方法
      • hyper：
        双曲線関数，逆双曲線関数
        　　例１　双曲線関数 と 逆双曲線関数 の使用方法
      • exp_log：
        指数関数，対数関数
        　　例１　指数関数 と 対数関数 の使用方法
      • power：
        累乗，冪乗，絶対値
        　　例１　累乗，冪乗，絶対値 の使用方法
      • round：
        切り上げ，切り捨て，四捨五入
        　　例１　ceil，floor，round，trunc の使用方法
      • remain：
        剰余
        　　例１　fmod，remainder，remquo の使用方法
      • elf_gam：
        誤差関数，ガンマ関数
        　　例１　erf，erfc，tgamma，lgamma の使用方法
      • special：
        特殊関数
        　　例１　特殊関数の使用方法

   5. 複素数
      • complex：
        複素数
        　　例１　complex の使用方法

   6. 数値シーケンス
      • accumulate：
        指定された範囲の総和
        　　例１　accumulate，reduce，transform_reduce，inner_product の使用方法
      • adjacent_difference：
        隣接する要素間の差からなる系列
        　　例１　adjacent_difference と iota の使用方法
      • gcd：
        最大公約数
        　　例１　gcd と lcm の使用方法
      • exclusive_scan：
        イテレータで指定された範囲の部分和
        　　例１　partial_sum，inclusive_scan，exclusive_scan，transform_inclusive_scan，transform_exclusive_scan の使用方法
      • inclusive_scan：
        イテレータで指定された範囲の部分和
        　　例１　partial_sum，inclusive_scan，exclusive_scan，transform_inclusive_scan，transform_exclusive_scan の使用方法
      • inner_product：
        内積
        　　例１　accumulate，reduce，transform_reduce，inner_product の使用方法
      • iota：
        指定された値から始まる整数列を生成
        　　例１　adjacent_difference と iota の使用方法
      • lcm：
        最小公倍数
        　　例１　gcd と lcm の使用方法
      • partial_sum：
        部分和
        　　例１　partial_sum，inclusive_scan，exclusive_scan，transform_inclusive_scan，transform_exclusive_scan の使用方法
      • reduce：
        指定された範囲の総和
        　　例１　accumulate，reduce，transform_reduce，inner_product の使用方法
      • transform_exclusive_scan：
        イテレータで指定された範囲の部分和
        　　例１　partial_sum，inclusive_scan，exclusive_scan，transform_inclusive_scan，transform_exclusive_scan の使用方法
      • transform_inclusive_scan：
        イテレータで指定された範囲の部分和
        　　例１　partial_sum，inclusive_scan，exclusive_scan，transform_inclusive_scan，transform_exclusive_scan の使用方法
      • transform_reduce：
        指定された範囲の総和
        　　例１　accumulate，reduce，transform_reduce，inner_product の使用方法

   7. 乱数
      • Bernoulli：
        ベルヌーイ分布乱数，二項分布乱数，幾何分布乱数，負の二項分布乱数の生成
        　　例１　bernoulli_distribution，binomial_distribution，geometric_distribution，negative_binomial_distribution の使用方法
      • mt19937：
        疑似乱数の生成
        　　例１　mt19937 と mt19937_64 の使用方法
      • normal：
        正規分布乱数，対数正規分布乱数，カイ二乗分布乱数，コーシー分布乱数，フィッシャーの F 分布乱数，ステューデントの t 分布乱数の生成
        　　例１　normal_distribution，lognormal_distribution，chi_squared_distribution，cauchy_distribution，fisher_f_distribution，student_t_distribution の使用方法
      • Poisson：
        ポワソン分布乱数，指数分布乱数，ガンマ分布乱数，ワイブル分布乱数，極値分布乱数の生成
        　　例１　poisson_distribution，exponential_distribution，gamma_distribution，weibull_distribution，extreme_value_distribution の使用方法
      • sampling：
        確率分布生成器，重み付き確率分布生成器，線形重み付き確率分布生成器の生成
        　　例１　discrete_distribution，piecewise_constant_distribution，piecewise_linear_distribution の使用方法
      • uniform：
        一様整数分布乱数，一様実数分布乱数の生成
        　　例１　uniform_int_distribution と uniform_real_distribution の使用方法

   8. 文字列
      • string：
        文字列
        　　例１　string の使用方法
        　　例２　文字列，数値間の変換

   9. タプル
      • tuple：
        複数の型の値を保持する「タプル」
        　　例１　tuple の使用方法

   10. ユーティリティ
       • pair：
         2 つのデータをペアにして扱う
         　　例１　pair の使用方法
       • swap：
         2 つの値の入れ替
         　　例１　swap の使用方法