ls

[機能]

  ディレクトリの内容を表示します

[形式]
ls [オプション] [ <ファイル名> ...]
	-R : 指定されたディレクトリの下にあるすべてのファイル名を再帰的に
	     出力します.
	-a : 目に見えないファイルに関する情報も出力します.
	-C : ファイル名だけを多段組で出力します.ファイルはスクリーンの行
	     に沿って保存されます.
	-x : ファイル名だけを多段組で出力します.ファイルはスクリーンの列
	     に沿って保存されます.
	-1 : 1 行に 1 つのファイルだけを出力します
	-t : ファイルの修正時刻に従って並べ変えます.最も最近修正されたフ
	     ァイルが最初にきます.
	-r : ls は通常ファイル名に従って並べ変え出力しますが,このオプショ
	     ンによって,逆の順序に並べられます.
	-F : ファイルが実行可能であれば,ファイル名の後に「 * 」,ディレクト
	     リであれば「 / 」,シンボリックリンクであれば「 @ 」をつけます.
	-s : ファイル名の前にファイルサイズを出力します.ファイルサイズの
	     単位は,512 バイトです.
	-d : 引き数がディレクトリであればその名前だけを出力します.-l との
	     併用により,ディレクトリの状態を知ることが出来ます.
	-l : 各ファイルに対する詳細情報を 1 行に 1 ファイルづつ出力します.
	     例えば,
			total 20
			-rwxr-xr-- 2 suganuma root 123 Oct 27 08:44 test
				.....................
	     のように出力されます.ここで,「 total 20 」は使用中のブロック
	     数であり,次の行の最初の文字はファイルタイプを表し,
			d : ディレクトリ
			- : 通常のファイル
			l : シンボリックリンクファイル
			b : ブロック型スペシャルファイル
			c : キャラクタ型スペシャルファイル
	     を意味します.次の 9 文字は,所有者,グループ,および,他の者
	     に対するファイル使用許可(読む,書く,実行)を表します.この
	     例では,所有者はすべて可能ですが,グループは読むことと実行す
	     ることが,また,他の者は読むことだけが可能です.次に続く数字
	     はリンクカウントです.ファイルに付いてはそのファイルにリンク
	     されたユーザの数であり,ディレクトリに付いてはその直接下のデ
	     ィレクトリの数に 2 を加えた数です.次に,ファイルの所有者とグ
	     ループ名が続き,その後にバイト単位のファイルサイズが表示され
	     ます.最後が,ファイルの修正日付/時刻とファイル名です.
		
[使用例]

  1. カレントディレクトリにあり,拡張子が「 .c 」であるファイルのリストを出力します
    ls *.c			
[参照]

pwd, mkdir, cd, rmdir, find

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