湖西→田峯(ダミネ)
- 平成22年(2010年)8月19日,田峯に行ってきました.田峯は,257号から少し入ったところにあり,以前,高山や馬籠に行った際,その近くを常に通っていました.しかし,時間的な問題から立ち寄ることができませんでした.田峯までは約60キロ,往復が不可能な距離ではありません.しかし,連日の暑さから,途中で動けなくなることを恐れ折りたたみ式自転車で行ってきました.場合によったら,最後は電車で帰るためです.しかし,実際には,自転車で往復してしまいましたので,MTBで行った方が良かったかもしれません.
- なぜ,田峯かというと,そこが菅沼一族の発祥の地と言われているからです.私の家は,300~400年以上現在の場所で暮らしています.そして,この付近には,菅沼姓が多く存在します.由緒ある家ではないため,それ以前は全く分かりません.一説によると,田峯を治めていた菅沼家の関係者の一部が現在私が住んでいる場所に流れてきたのではないかと言われています.そういった意味で,今回のたびは,ルーツ探しの旅と言って良いかもしれません(別に,ルーツが明らかになったわけではありませんが)
- 自宅から,浜名湖西岸を北上し,瀬戸を通り(浜松市北区),三ヶ日から瓶割り峠を越え,黄柳野を経由して,257号に出ました.三ヶ日から,301号を経由する方法もありますが(たぶん,峠を越えるだけが目的であれば,この方が容易で,かつ,走行距離も短い),交通量のことを考え,瓶割り峠のコースを選択しました.上に示した最初の写真は,峠の手前から三ヶ日方面を移したものです.蜜柑畑が多く見られます.2番目の写真は,瓶割り峠(愛知県との県境)であり,3番目の写真は,黄柳野へ下る前に,黄柳野を移したものです.
- 257号は,蓬莱で151号と共通になります.151号を少し豊橋方面へ向かい,右折した後は,再び151号と別れ257号を恵那方面へ走っていきます.257号は,上に示した最初の写真のように,豊川(寒狭川)に沿って登っていきます.基本的に緩やかな登り勾配が続きます.151号から離れるに従い,車も少なくなり,走りやすい道です.途中に,上の2番目の写真に示すようなサイクリングセンタもあります.3番目の写真は,昼食をした場所で写したものです.この川は,鮎で有名であり,本来なら鮎の塩焼きでビールを飲みたかったのですが,貧しい食事で我慢しました.
- 420号と分離してしばらく進むと,田峯へ向かう道に出会います.距離的にはそれほどでもありませんが(1キロ程度),かなり急な上り坂です.上の左の写真は,その途中で写したものであり,下に見える川が豊川です.また,右の写真は,田峯にある田峯観音です.かなり有名な観音様だそうです.
- 上の写真は,今回の目的地と言って良いかもしれませんが,田峯城跡です.予定では,近くにある菅沼地区へ寄るつもりでしたが,山道を20キロ以上走る必要があり,また,疲れた場合に,近くの駅までの距離も長く,今回はあきらめました.結局,257号を151号まで戻り,新城から,301号経由で帰ってきました.右の写真は,301号において,愛知県との県境になる峠(宇利峠)です.