情報学部 菅沼ホーム 自転車ツーリング

湖西→天竜→水窪

  平成22年(2010年)8月17日,以前,高遠・伊那へ行った際に通ったことがある水窪へ行ってきました.青崩峠における感動とその途中で飲んだわき水のおいしさが忘れられず再度行ってみることにしました.

  自宅から,浜名湖西岸を北上し,瀬戸を通り(浜松市北区),国道 362 号に入り,浜北区を経由し天竜区へ向かったコースは,春野・川根へ行ったコースと全く同じです.ここまでは,相変わらず車も多く,我慢しながら目的地を目指す以外方法がないコースです.歩行者や自転車が,車の騒音と排気ガスに悩まされながら,車に遠慮しながら行動しなければならないような世の中がいつまで続くのでしょうか.

 

   天竜区において,362号と別れ,152 号に入ってしばらく進むと,船明ダムに到達し,その後は,ダム湖に沿って進むことになります.雨の影響で,水はかなり濁った状態でした.道はきれいですが,車はある程度あり,最も多く耳に入ってきたのは車の騒音でした.

  さらに,進むと秋葉ダムに出会います.10:30ころから空腹を感じ,昼食に適当な場所を探しながら走っていたのですが,11時頃からは,空腹感もなくなり,気分が悪くなってきました.この日は,最高気温が35度前後であり,とても暑い日でした.熱中症の可能性もあり,秋葉ダムの上で休息することにしました.右の写真は,ダムの上から撮ったものです.休憩を取って,気分は回復したのですが,その後も,足がつりそうになるなどの症状が出てしまいました.

  天竜から水窪までの道の特徴ですが,全体的に,勾配はさほどありません.先ほど述べましたように,車の数も少ないといって良いと思います.また,トンネルが多いことも特徴の一つかもしれません.私自身は,トンネルを走ることは好きではありませんが,一つ良いこともあります.それは,涼しいことです.特に,壁面から水がしたたり落ちているようなトンネルは非常に涼しく,この日のように暑い日は,中に入るとほっとします.

     

  上に示した最初の写真は,天竜橋の手前から移したものです.正面方向に進めば,佐久間方面に行きます.右方向に進めば,水窪川に沿って水窪に向かうことになります.川幅も徐々に狭く,流れも急になっていきます(上に示した 2 枚目以降の写真),それに従って,道の勾配も多少急になっていきますが,登るに苦労するような勾配にはなりません.車の数も少なくなり,少なくとも,数秒間は,川のせせらぎと蝉や虫の声だけが聞こえるような時間ができてきます.

  水窪川から多少離れ,トンネルを抜け,飯田線の城西,向市場の駅を過ぎ,多少下ると水窪の町です.予定では,水窪を通過し,青崩峠まで行く予定でしたが,途中まで行ったところで,体力の限界を感じ,引き返さざるを得ませんでした.自宅から水窪まで,約90キロです.夏の暑い日は,100キロ程度が私の限界かもしれません.その後は,水窪駅に戻り,電車で帰ってきました.右の写真は,水窪駅の前から水窪の町を撮ったものです.次回は,別の方法(天竜浜名湖鉄道の二俣までは電車で行く方法など)で再チャレンジしたいと思っています.

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