PriorityQueue <E> クラス
- [内容]
- 優先度キューです.優先度キューの要素の順序付けは,自然順序付けに従って行われるか,または,キュー構築時に提供される Comparator を使って行われます.
- [コンストラクタ]
- public PriorityQueue()
- 初期容量 11 を持つ,自然順序付けに従って要素を順序付けする PriorityQueue オブジェクトの生成
- public PriorityQueue(Collection c)
- 与えられた Collection オブジェクトの各要素を要素とする PriorityQueue オブジェクトの生成
- public PriorityQueue(int initialCapacity)
- 与えられた初期容量を持つ PriorityQueue オブジェクトの生成
- public PriorityQueue(int initialCapacity, Comparator comparator)
- 与えられた初期容量を持ち,指定されたコンパレータに従って要素を順序付けする PriorityQueue オブジェクトの生成
- [主なメソッド]
- public void add(Object element)
- 要素 element を追加する.
- public void clear()
- すべての要素を削除する
- public boolean contains(Object elem)
- 要素 elem が含まれていたら true を返す
- public boolean containsAll(Collection c)
- Collection オブジェクト c の要素がすべて含まれていたら true を返す
- public boolean isEmpty()
- 要素が含まれていない場合に true を返す
- public Iterator iterator()
- 要素の反復子を返す
- public Object peek()
- キューの先頭を取得し,削除しない
- public Object poll()
- キューの先頭を取得し,削除する
- public boolean remove(Object o)
- 指定された要素で,最初に見つかったものを削除する.削除された場合は true を返す.
- public boolean removeAll(Collection c)
- 指定された Collection オブジェクトに含まれている要素をすべて削除する.削除された場合は true を返す.
- public boolean retainAll(Collection c)
- 指定された Collection オブジェクトに含まれていない要素をすべて削除する.削除された場合は true を返す.
- public int size()
- 要素の数を返す
- public Object[] toArray(Object[] a)
- ArrayList を引数と同じ型の配列に変換する
- [使用例]
- プログラム例は,PriorityQueue クラスの各メソッド等の使用例です.
- [参照]
- Vector, TreeSet, HashSet, Stack, ArrayList, HashMap, TreeMap, ArrayDeque