近江八幡(よし笛ロード)→長浜
- 平成22年(2010年)9月11日,琵琶湖岸の近江八幡から長浜まで走ってきました.もともと,長浜へ旅行に行く予定があったのですが,日経の8月28日(土)のプラス1「何でもランキング」に,サイクリングコースのランキングが掲載されていました.そこで,「びわ湖よし笛ロード」が第3位にランキングされていました.これを見て,是非行ってみたいと思い,近江八幡から長浜までは自転車を利用することにしました.
- まず,自宅から自転車で鷲津まで行き,そこで自転車を折りたたみ,電車で近江八幡まで行き,そこからサイクリングを開始しました.最終的には長浜まで行く予定でしたが,近江八幡から長浜は距離的に40~50㎞の距離であり,サイクリングロードをゆっくり楽しむ予定でした.しかし,スタート地点がどこだか分からず,人に聞いて進んだのですが,とんでもないところに出てしまいました.それでも,なんとか,よし笛ロードにたどり着くことができました.
- たどり着いた場所に関しては,評判通りの感じのよいサイクリングロードでした.静かな田園の中を走りやすいきれいなサイクリングロードが走っていました.さすがに,3位にランキングされるだけのことはあると思いました.
- しかし,喜びはほんのひとときでした.一般道路と交差するような場所で道が分からなくなり,しばらく走っている内に,再び,よし笛ロードに出会う,といったことを何回か繰り返してしまいました.また,一般道路の舗道を兼用しているような場所では,決して走りやすいとは言えないような場所が多くありました.コースが分かりにくい点と共に,サイクリングコースを評価した人は,完全にすべての道を走って評価したのでしょうか.私の方も,すべてのコースを走ることは諦め,長浜に向かうことにしました.湖岸ロードを走っていくつもりでしたので,まず,そこへ出る必要がありましたが,これにもかなり苦労し,ようやく湖岸道路に到達しました(右写真).
- 湖岸道路には,幅の広い舗道が完備しており,それが,「近江湖の辺の道」という遊歩道や「湖北サイクルロード」を兼ねています.湖のすぐ岸を走る部分も多く,景観も優れています(右写真).しかし,問題は,自動車です.湖岸道路の交通量はかなり多く,その騒音を聞きながら走らざるを得ません.私のように,できるだけ静かな道を走りたいものにとっては,余り気持ちのよい道ではありませんでした.また,車道などと交差する場所には,舗道に入れないようにするための障害物が設置してあるため,注意していないとぶつかってしまいます.また,段差や凹凸の多い場所があることも気になりました.自転車道にしろ,遊歩道にしろ,多くの箇所で,車道の付属物です.作るのなら,独立した形で作ってもらいたいものです.少なくとも琵琶湖岸の道やよし笛ロードよりも,弁天島から三ヶ日に至る浜名湖サイクリングロードの方が良いコースだと思います.もちろんこのコースにも,途中で途切れて車道を走ったり,車道に付属した舗道を走るような箇所がありますが,自転車道として独立した部分も多く存在します.また,高低差がありきつい走りにはなりますが,人里離れた山の中の静かな道を走る方が方が私の好みです.
- 明くる日は,自転車とは関係のない観光旅行でしたが,竹生島(ちくぶしま)と賤ヶ岳(しずがたけ)の頂上から見た琵琶湖と余呉湖の写真を載せておきます.