黒川温泉,指宿温泉( 2025 年春)

- 新しい青春18 切符(上図)を使用してみた.自動改札機を使用できるといった便利さもあるが,私にとって最も大きな問題は,連続した 5 日間,または,3 日間しか使用できない点である.大きな移動は行わず,同じような場所で複数日過ごしたい場合は非常に不便である.今回は,前半は新幹線等を利用して移動し,後半で青春 18 切符を利用することにした.
- 3 月 24 日(月),25 日(火): 鷲津駅 0619 発,東海道本線特別快速米原行きに乗車し,豊橋から博多まではスーパー EX を使用して予約した新幹線(名古屋でのぞみに乗り換え)で移動した.鷲頭駅から交通系 IC カード(私の場合は,モバイル Suica )だけで改札機を通過でき非常に便利である.しかし,料金の計算には多少疑問を持った.豊橋から博多までの料金 19,860 円はクレジットカードから支払われ,鷲津から豊橋までの料金 330 円はモバイル Suicaから支払われた.しかし,駅の窓口で鷲津から博多までの切符を買えば,20,060 円である(豊橋,博多間の料金も同じ).新幹線料金だけを見れば,スーパー EX で予約した方が安くなっているが,鷲津から博多までの料金としては駅の窓口で購入した場合よりも高くなっている.小さな額ではあるが釈然としない結果である.なお,博多から黒川温泉までは高速バスを利用した( 3,470 円).

- 24 日(月)~ 26 日(水)は,ホテル優彩別館に 2 泊した.料金は,素泊まりで,17,900 円であった.部屋にカップラーメンが 1 つ,また,ロビーには電子レンジ,コーヒーなどが用意されていた.風呂の入浴可能時間は,1500 ~ 2400,0630 ~ 0930 であり,朝遅く,昼間は利用できない.本館の風呂も自由に利用でき,別館に比べ,かなり立派な風呂であった(入浴可能時間は,1500 ~ 2400,0600 ~ 0930).宿泊料金の点から考えれば,入浴可能時間は別として,十分納得できるホテルであった.


- 25 日は,展望台(筑後川源流)へ行った後,黒川温泉を散策した.観光客が結構歩いており,多少修善寺温泉に雰囲気が似ていた.露天風呂巡りを行う予定であったが,行ってみたい露天風呂に入れなかったり,入浴可能時間が朝と夕方だけであったため断念した.ネットで,「黒川温泉 入浴時間」で検索すれば各ホテル毎の入浴時間等を知ることができるが,昼間利用できない場所が多い.城崎温泉や乳頭温泉郷でも湯巡りを行ったことがあるが,いずれも日中可能であった(城崎温泉は,共同浴場巡り).乳頭温泉郷では,湯巡り用のバスが運行されており,かつ,旅館毎にかなり泉質が異なる湯を経験でき,有意義であった.これらの経験から見て,黒川温泉では,湯巡りに真剣に取り組んでいるのか疑問を感じた.
- 3 月 26 日(水),27 日(木): 3 月 26 の朝,1035 発の高速バスで熊本に向かった(熊本到着 1313 予定,2,800 円).その後,熊本から鹿児島中央まで新幹線を利用し,指宿枕崎線の宮ヶ浜に向かった( 8,040 円).バスが 30 分弱遅れたので,予定した新幹線には乗れなかったが,宮ヶ浜への到着は予定通りであった.少なくとも,新幹線の予約をしなくて正解であった.


- 26 日(月)~ 28 日(水)は,「ホテル 指宿温泉 こらんの湯 錦江楼」に 2 泊した.料金は,朝食付きで,35,500 円であった.朝食は,和食だけだったが,バイキング形式ではなく,満足できる内容であった( 1 日目と 2 日目は内容が異なる).ロビーにはお茶やコーヒーが準備されている.夕方からは,ロビーの奥において,1,500 円で 60 分間各種焼酎が飲み放題(おつまみ付き)であった.なお,露天風呂は 1900 からしか入れないと共に,内湯とは別の場所にあるにもかかわらず狭くて多少お粗末な感じがした.




- 27 日は,知覧観光に向かい,まず,知覧平和会館を見学した(宮ヶ浜駅前からバスで 1,010 円,約 1 時間).様々な資料と共に,講演などもあり,充実した内容であった.見学後,武家屋敷まで徒歩で向かった(およそ 30 分).武家屋敷の近くに,高倉健主演の「ほたる」という映画にも出てきた「富屋食堂」が資料館として残っていた.「富屋食堂」は,特攻隊員の食事などの場として軍が指定した食堂であり,食事の他,身の回りのお世話なども行っていたようである.武家屋敷を見学後,バスで宮ヶ浜駅前に戻った( 1,080 円).

- 3 月 28 日(金): 3 月 28 日からは,青春 18 切符を使用して移動し,この日は山口線の湯田温泉に宿泊するつもりであった.しかし,遅くとも 18 時頃までに湯田温泉に到着するためには,宮ヶ浜を朝 5 時台に出発しなければならず,せっかくのホテルの朝食を食べられなくなる.そこで,0908 に宮ヶ浜を出発し,鹿児島中央から博多までは新幹線を利用し( 10,640 円),1601 に湯田温泉に到着した.

- この日は,「天然温泉「山都の湯」ホテルルートイン山口 湯田温泉」に宿泊した(朝食付き 8,250 円).コインランドリーもあるし,ビジネスホテルであるにもかかわらず風呂はかなり立派であった(露天風呂もある).ネットで予約した場合,チェックインの際,ホテル側から見せられた住所や氏名を確認し,サインだけをするのが一般的である.しかし,ルートインでは,住所,電話番号,氏名などを記述しなければならない.過去において何度も指摘したのに,全く改善されていない.なお,湯田温泉には,温泉町らしい雰囲気があまりなかった.
- 3 月 29 日(土): 3 月 29 日は,青春 18 切符だけを使用して鳥取まで移動する予定であった.しかし,楽をしようとして,0859 に湯田温泉を出発し,新山口から岡山までは新幹線を利用し( 9,830 円),1649 に鳥取に到着した.新幹線は,前日,スーパー EX によって予約したが,新幹線に乗車する 1 時間ほど前に「 SIM が挿入されていない」というメッセージと共に,スマホによる通信ができなくなってしまった.このトラブルは,SIM が挿入されている箇所をスマホの外部から強く押すことによって解決したが,スマホが故障した場合,モバイル Suica を使用しているため,新幹線に乗車できなくなってしまうという心配事が発生した.そのため,スーパー EX で予約する場合,モバイル Suica から TOICA に変更した.
- 鳥取では,「グリーンリッチホテル鳥取駅前 人工温泉・二股湯の華」に宿泊した(素泊まり 8,178 円).このホテルでも,ルートインと同様,チェックイン時に住所,電話番号,氏名などの無駄な情報を記述する必要があった.宿泊料は,湯田温泉のルートインとほとんど同じなのに,朝食はない,朝の風呂は 0630 からと遅い,風呂も見劣りする,など,何度も利用したいホテルではなかった.


- 岡山から鳥取までは JR の普通列車で行く予定であったが,経路探索の結果を十分チェックしなかったため,上郡から智頭まで,智頭急行線に乗車することになってしまった( 1,320 円).しかし,この路線上には「宮本武蔵」という名前の駅や「恋山形」というピンク色の駅が存在することを知ることができ,全くの無駄ではなかったが,余分な出費や智頭における 1 時間以上の待ち時間(非常に寒かった)はきつかった.
- 3 月 30 日(日): 3 月 30 日は,鳥取 を 0613 に出発し,青春 18 切符だけを利用して,1706 に下呂に到着した.乗り換えのための待ち時間はあまりなく,ほとんど 1 日列車に乗っていた感じであった.ただ,京都での乗り換え時間は 9 分であったが,前の列車が数分遅れたため,かなり短い時間で山陰線ホームから東海道線ホームに移動する必要があった.京都駅をよく知らない人ではかなり困難かもしれない.


- 下呂では,「大江戸温泉物語Premium下呂本館」に宿泊した( 2 食付き,15,990 円).朝食も夕食もバイキング,ラウンジや夕食時にはにはソフトドリンクやアルコール飲料が準備され,朝の風呂は 0200 から 1000 であり,家族連れが多かった.エレベータの機能が低く遅いなどの気になる点もあったが,古いホテルをできるだけ安く改造するためにはやむを得ないかもしれない.ただし,部屋の暖房があまり効かなくて寒かった.
- 指宿とほとんど同じ料金なのに,指宿ではバイキングでない朝食だけで(各料理の簡単な説明までもしてくれた),夕食は付かなかった.何が,このような料金差を生むのであろうか(人件費,設備?).個人的には,バイキングよりも,個別に提供される食事の方が好きであるが,一人では食べきれないような料理がテーブルに並ぶ夕食は絶対に避けたい.提供された料理は全て食べなければならないような気持ちが強く(残すことに強い罪悪感がある),過去において,食べ尽くした結果体調を崩した経験がある.そのため,夕食付きの高額な旅館やホテルは避けるようにしているが,バイキングであればそのような心配をしなくても済む.朝食に関しては,食べきれないような料理が提供されることもないので,朝食付きのホテルや旅館を選ぶことも多い.
- 3 月 31 日(月),4 月 1 日(火): 3 月 31 日には,青春 18 切符だけを利用して,帰宅した.この状態で,青春 18 切符を 4 回しか利用していなかったため,4 月 1 日に,飯田線の秘境駅「小和田」に行くこととした.0740 に鷲津駅を出発し,1116 に小和田に到着した.帰りは,1341 まで列車がないため,近くを散策することとした.隣の中井侍駅の場合は,小さな車であれば駅まで行けるし,山の方に少し歩いていけば,畑や人家が少しあった.しかし,小和田の場合は,人が通れる程度の細い道が湖岸(佐久間ダムのダム湖)に沿って存在するだけで,車で駅に近づくことは不可能である.道を 30 分程度歩いてみたが道がわからなくなってしまい,途中で引き返した.その間,人が住んでいるような家は存在しなかった.この駅は誰が利用するのであろう.



