for 文の一般的形式は以下の通りです.
for (式1; 式2; 式3) {
文(複数の文も可)
}
・・・・・
for 文に入ると,まず,式1 が実行されます.式1 は,通常,for 文の繰り返し回数を制御するため等の初期設定を行う式であり,for 文の最初に 1 回だけ実行されます.次に,式2 (論理式)の値が評価され,もし真であれば文が実行されます.そして,式3 が実行されます.再び,式2 が評価され,その値が真である限り,文と式3 の実行が繰り返されます.式2 の値が偽になると,文と式3 は実行されず,「・・・」以下の文が実行されることになります( for 文の外に出る).
for 文において,式1 と式3 を省略することは可能(「;」は省略できない)ですが,通常,式2 を省略することはできません(省略すると,無限ループになってしまう).