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Ruby の実行

  1. 対話モード

      コマンドプロンプト上で,irb と入力すると,以下に示すように,Ruby の式をキーボードから簡単に入力/実行できます.また,quit と入力することによって,会話モードを終了できます.
    c:\tmp>irb
    irb(main):001:0> a = 10
    => 10
    irb(main):002:0> 10
    => 10
    irb(main):003:0> p a+10
    20
    => 20
    irb(main):004:0> quit
    
    c:\tmp>		

  2. ファイルの利用

      Ruby インタプリタを起動して,ファイル( programfile )に記述された Ruby のプログラムを実行するためには,コマンドプロンプト上で,以下のコマンドを入力します.
    ruby [ option ] [ programfile ] [ argument ]
    	# 例えば,ruby test.rb		
    ここで,
    option : インタプリータに対するオプション
    programfile : プログラムファイル
    argument : プログラムに対する引数		
    とします.

      プログラムファイルの最初の行が `#!' で始まり,その行に `ruby' という文字列を含まない場合,OS に代わって `#!' に続く文字列をコマンドラインとみなしてそのインタプリタを起動します.例えば,以下のシェルスクリプトを ruby で実行すると sh を起動します.

    #!/bin/sh -vx

      また,`ruby' という文字列が含まれる場合は,その文字列より左側は無視され,右側に `-' で始まる語があればインタプリータに対するオプションとして解釈します.例えば,以下の例においては,コマンドラインで -Ks オプション( Ruby の処理する文字コードが Shift JIS であることを指定した例)を指定した場合と同じ結果になります.

    #! ruby -Ks

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