javax.swing.Timer クラス
- [内容]
- 一定時間毎に,何らかの行動を行いたい場合に使用するクラスです.java.util.Timer も参考にしてください.
- [コンストラクタ]
- public Timer(int delay, ActionListener listener)
- delay ミリ秒毎に,listener にイベントの発生を通知する Timer オブジェクトを生成する
- [主なメソッド]
- public void restart()
- タイマーを再起動する
- public void start()
- タイマーをスタートする
- public void stop()
- タイマーを停止する
- [使用例]
- プログラム例は,JProgressBar クラスの使用例です.クラス Test では,100 ミリ秒ごとにカウンタを 1 ずつ増加させ,カウンタの値が 500 になった時点で終了するタスクを記述しています.Timer が 500 ミリ秒ごとに割り込み,その時点におけるカウンタの値をテキストエリアに表示し,かつ,JProgressBar にその値を設定し,現在の進捗状況がわかるようになっています.

- 上の例では,タイマーとして,javax.swing.Timer を使用しましたが,この例では,java.util.Timer を使用しています.得られた結果はほとんど同じですが,スクロールバーの動きが異なります.

- [参照]
- ProgressMonitor, JProgressBar, java.util.Timer, ActionListener, ActionEvent