MenuItem クラス
- [内容]
- メニューバーの各メニューの下にぶら下がる各項目を定義するためのクラスです.
- [コンストラクタ]
- public MenuItem()
- public MenuItem(String label)
- public MenuItem(String label, MenuShortcut s)
- MenuItem オブジェクト(メニューバーの各メニューの下にぶら下がる各項目)を生成する.MenuShortcut を指定すると,キーボードショートカットを定義することができる.
- [主なメソッド]
- public void addActionListener ( ActionListener l )
- ActionListener を付け加える
- public String getActionCommand()
- 項目が選択されたときに実行するコマンド名を返す.コマンドが設定されていないときは,項目に付けられたラベルを返す.
- public String getLabel()
- 項目のラベルを返す
- public void removeActionListener ( ActionListener l )
- ActionListener を取り除く
- public void setActionCommand(String command)
- 項目が選択されたとき実行するコマンドを設定する.デフォルトでは,項目に付けられたラベルになっている.
- public void setEnabled(boolean b)
- イネーブルか否かを設定する
- public void setFont(Font f) ( MenuComponent から継承)
- フォントを設定する
- public void setLabel(String label)
- ラベルを設定する
- public void setShortcut(MenuShortcut s)
- キーボードショートカットを割り付ける
- [使用例]
- プログラム例は,メニューバー関連クラス( MenuBar クラス,Menu クラス,MenuItem クラス,CheckboxMenuItem クラス)の各メソッド等の使用例です.メニューバーのメニューという項目をクリックすると,下図に示すようなメニューが出現します.最初の 2 つのメニューをクリックすると,テキストエリアにメッセージが表示されます.また,この 2 つのメニューには,キーボードショートカットが割り付けてあります.3 番目の項目は,CheckboxMenuItem です.クリックすることにより,チェックを付けたり消したりすることができます.4 番目の項目は,サブメニューを持っており,テキストエリアの内容に対して,カット&ペーストを行うことができます.また,最後の項目をクリックすると Window が閉じられます.

- [参照]
- Menu, MenuBar, CheckboxMenuItem, JMenuBar, JMenu, JMenuItem, JCheckBoxMenuItem, JRadioButtonMenuItem, ActionEvent, ActionListener, MouseEvent, MouseListener, PopupMenu