RescaleOp クラス
- [内容]
- ピクセル単位で輝度の修正を行います.各ピクセルのサンプル値とスケーリング係数の積を求め,オフセットを加算します.スケーリング定数セットが 1 つの場合は同じ定数がすべての色成分に適用されますが,アルファ成分には適用されません.スケーリング定数セットが複数あり,その数が転送元の色成分数とアルファ成分数の合計と一致する場合,すべての色成分およびアルファ成分に対して実行されます.
- [コンストラクタ]
- public RescaleOp ( float[] scaleFactors, float[] offsets, RenderingHints hints )
- public RescaleOp ( float scaleFactor, float offset, RenderingHints hints )
- 必要なスケーリング係数とオフセットを持つ RescaleOp を構築( RenderingHints は null でも構わない).
- [主なメソッド]
- public final BufferedImage filter ( BufferedImage src, BufferedImage dst)
- 転送元 BufferedImage の再スケーリングを行う.転送先のイメージが null の場合,転送元の ColorModel を使用して BufferedImage が生成される.
- [使用例]
- プログラムは,RescaleOp クラスを使用し,左側に示した元の画像のすべてのピクセルの輝度を半分にした例です.
- [参照]
- LookupOp, ConvolveOp, ColorConvertOp, AffineTransform, AffineTransformOp, BufferedImage, PixelGrabber, MemoryImageSource